自作で家庭用太陽光発電(1)
東日本を襲った大震災を機に、安定的な電力供給が確実なものでは無くなりました。 今後も電気需要によっては計画停電などが実施される可能性は充分ありますし、いつまた何らかの災害に見舞われるかという不安も付きまとっています。 東京電力を始めとした各電力会社の"ミスリード"によって近年急増したオール電化住宅によって電気需要が大幅に増加してしまった、という問題はあります。 ですが、オール電化住宅などに多く設置されている「太陽光発電システム」については、電気を自給自足できる点で、今後もますます需要は増して行くでしょう。 ですが、太陽光発電システムの設置には高額な費用が必要、という問題があります。 最近、低価格で高品質な太陽光発電システムが発売されるようになりましたが、それでも家庭で使用する電気をまかないつつ、売電まで可能なシステムとなると200万円程度は最低限必要になります。 いくら太陽光発電システムが魅力的でも、これだけの費用をかけて設置するのは通常はかなり難しいです。 そんな中、もっと小規模ですが非常時の電力をまかなうための電源を確保するために自作で家庭用の太陽光発電システムを構築する人達が増えています。 太陽光発電システム、というととても素人が手を出せるようなものではないとイメージするかもしれませんが、基本的には、 ・発電のための太陽光発電モジュール(太陽光パネル) ・発電した電気を貯めておくためのバッテリー ・太陽光パネルとバッテリーをつなぐコントローラー(チャージコントローラー) ・バッテリーから家庭用の交流電源に変換するインバーター の4つさえあれば太陽光発電は可能です。 自作で家庭用太陽光発電を行う需要が増えていることもあり、これらの商品は多く取り扱われているので探すのは難しくありません。 楽天などの通販でも大量に販売されていますし、大型の小売店では専用コーナーが設けられていることも多いので、安価で購入することも可能です。 もちろん性能や耐久性、効率などによって価格はまちまちですが、一般的な価格帯としては、太陽光パネルが5万円、バッテリーが2万円、チャージコントローラーが1万円、インバーターが2万円程度ですので、システム全体でも10万円程度ですべて揃えることができます。 前述した通り、自作できる家庭用太陽光発電システムは小規模なので電力量も少ないです。 使用方法にもよりますが、非常時に消費電力の少ないもの(携帯の充電や小型テレビの視聴など)を数時間使えるだけの電力がまかなえる程度と考えてください。 それでも10万円程度の安価な出費で非常時の電力が確保できることと、太陽光ですから半永久的に発電が可能なことを考えると充分に魅力的な選択と言えます。